====反 省====

社会を90%放棄している友人がいる。

10%はまだ、世の中に順応しようとはしていると感じる。

 

10年位は過ぎたと思います。

彼は普通に会社に勤めていて、一生懸命に一生懸命に働いていました。

社交性は無い方だったが、誰かが差し伸べる手にはしっかりと答えていたように見ていました。職場の環境も良い上司にも恵まれず、努力が大きく表面に出ることはほとんどなかった。

一人で何役もの仕事をこなし、時計の針が0時を回ってからの帰宅ほとんど毎日でした。

身体もたくさんの疲労を抱え悲鳴を上げていたことでしょう。

それに加え、彼の中の精錬潔癖な心を刺激するような事件が起きたのです。

自分の関わる部署の女性の品行不公正(不倫)な姿を許せず、汚らしいなどと罵りがらも必要以上に関心を寄せその女性の行動を窘めようとしたことが、裏目に出て「ストーカー」呼ばわりをされた挙句仕事までその女性の一言で辞めなくてはならない状況に追いやられました。

そんなことが起こる前、何度かその女性を中心に食事に出かけた事も有るようでした。

精神的にかなり追い込まれ、強迫観念という幻聴に悩まされ常に誰かに見張られているという錯覚に苦しんでいました。

もしかしたら、ほんの少しの恋心もあったのかもしれません。

今も、その件に関しては何も話しません。

苦しんだのは、彼だけでなく彼の母親の苦しみは見ていて、接していて気の毒なほどでした。小さな頃から大切に可愛がったことが辛そうでした。半年後位から体調を崩し、心臓発作を起こし意識も回復しないまま息を引き取りました。

そんなに苦しむ必要もないはずなのによく電話口で「育て方を間違った」そう言っていました。

人を殺めたり、暴行事件を起こしたり、刑事事件にすらならなかったのに・・・

その女性に特に危害は無かったはずなのに・・・被害者意識が異常でしたね。

会社側も両方の話を聞かなかったようだし・・・彼だけが100%悪い空気でした。

彼を外に出そうと、いろいろ試みましたが・・・・。

 

せめて、食事に外へ出た位です。父親と二人暮らしなので、食事の支度や買い物は頑張っているようです(彼なりに)

最近では、メールの回数も減っています。

本当は、顔を見に行くべきなのですが車で片道5時間の距離が足を遠くさせているこの頃です。思い出したことを機に連絡してみます。

心の柔軟性を一緒に学ぶべきでした。反省しています。