クウォーツ(水晶)

神秘の魂への あ・れ・こ・れ

『冷静と情熱のあいだ』を想う

本棚をながめていたら昔読んだ

古い本が目に入った

 

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 『冷静と情熱のあいだ

 

辻仁成江國香織による恋愛小説

1999年に出版されたはずだ

1999年」ノストラダムスの大予言

年だったので、なぜか記憶にある

またこの小説も映画になったはずだ

主題歌エンヤ

Wild Child」も話題を呼んでいた

 

冷静と情熱のあいだ』が書きあがるまで

月刊誌にまず江国香織がストーリーを書き

次の刊行時に辻仁成が続きの

ストーリーを掲載するという交互連載の形を

とりながら書き上げられていったそうです

 

同じ時系列に起こる出来事を

江國は(あおい)の目線で、

は阿形順正(あがたじゅんせい)の

目線で描いている

小説は連載が完結すると

江國のパートは赤い装幀で「Rosso(ロッソ)」

辻のパートは青い装幀で「Blu(ブリュ)」

というネーミングが冠され

別々の単行本としてセット発売された

当時50万部を超えるベストセラーでした

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【映画化】(あらすじ)

された物作品はレンタルで見ました

冒頭、大学時代に出会った

順正とあおいの約束から映画の始まりです

「10年後の誕生日にフェレンツェの

  ドォーモに一緒に登ってくれる?」

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絵画の修復士を志す順正は

大学時代を共に過ごし

運命の女性と思える、香港からの留学生、

あおいと出会いった

あおいは、30歳の誕生日に

フィレンツェドォーモで会ってね、

約束してね」と言うが、

その後2人は別れてしまう

しかし、

順正はあおいをずっと忘れられなかった

 

順正の修復師として

大学で知り合ったあおいとの別れがあったが約束を大事に思いながら

順正はイタリアのフェレンツェで

絵画修復師として修行していた

先生の助言でいろいろな修復師の資格をとり

順調に仕事をこなしていた

そこで貴重な絵画の修復を先生より託される

完成間際に崇(ユースケサンタマリア)の訪問で

あおいがイタリアのミラノの宝石店で

働いていることを知る

 

順生とあおいの再会

 

 修復の仕事を途中にフェレンツェからミラノ

あおいに会いにいく

そこではあおいが新しい恋人マーブとの

同棲生活を幸せに送っていた

それを見た順正は失礼な態度で帰ってしまう

追いかけてきたあおいに怒るがあおいは

「私は元気よ!幸せよ!」と言い放つ

全く異なる人生をお互いが

歩んでいることを知った順正

 

順生の帰国

ミラノから帰った順正に悲劇が起きる

修復作業中の絵画が何者かに切り裂かれ

工房は一時閉鎖となってしまう

深刻な事態を招いた工房は

一時閉鎖となり順正は失意の

もとに日本に帰国した

それでも、順正はずっと

あおいの30歳の誕生日にイタリアで再会する

という約束を忘れることが出来なかった

10年も前の約束を

あおいが覚えているとは思えなかったし

あおいももう順正のことを好きで

いるはずはないと思っていたのに

 

 

日本での順生と芽実(篠原涼子

日本に帰国した順正は失意の中から

復帰できなくていた

芽実はそんな順正についてきて同じく帰国した

崇は芽実と出会いあおいの存在を知る

順正はあおいとの思い出の

学校や町並みをまわり

あおいへの手紙を書く事になる

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手紙の内容と学生時代の振り返り

 あおいに宛てた手紙のエピソードとともに

学生時代の思い出が始まる

初めて出会った美術館

待ち合わせした喫茶店

初めて訪れた順正の家

下手くそなチェロを聞きながらの

ファーストキスなどのエピソードを語る

 

順生のイタリアでの修復師へ復帰

 日本にいた順正に一本の国際電話がなり

同じ工房の仲間から先生が銃で自殺を

図ったことを知り、葬儀のためにイタリアへ

そこで絵画を切り裂いたのは先生だと知る

そこで順正がイタリアへ再度渡り修復師への

再起を目指すことを決意する

それは芽実との別れをも意味していた

 

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あおいの生活

 一方、恋人マーブに「距離を置こう」と

言われ別居生活を送っていたあおい

あおいの中にも順正との約束が残っていた

 

順生とあおいの再会

 1年がすぎた約束の日

二人はフェレンツェのドォーモ

再会することができた

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その後二人は学生時代にきいた

下手くそなチェロを弾く男性と

同じ曲を聞きキスをする

そして、その晩結ばれた

しかし翌朝あおいは帰るとのこと

あおいがかけていた電話を彼氏に

かけていると勘違いします

「会わなければよかった」と順正は言う

あおいは「会えてよかったといい」駅に向かった

見送った順正は、音楽家のもとで

あおいはミラノに一人でいることを知り

駅へあおいを追いかける

しかし電車は出発した後だった

駅員に聞くと次のユーロスターに乗ると

既に出た列車より15分早くミラノに着く

とのことで追いかけた

 

ミラノ行きの列車内では

あおいが2年前の彼氏との別れを回想していた

あおいは、

「大切な約束がある、

   それが私の人生のすべてだ」と彼氏にいい

アメリカに戻るという彼氏には

付いていけないというものだった

そしてミラノ駅に到着する

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列車から降り立ち、ホームを歩くと

そこには順正が待っていた

見つめあう2人であった

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これが映画のあらすじでした

映画用に新たに脚本が起こされているため、

時間の流れや各シーンは多少小説と異っていた

 

映画の撮影は、日本のほか

イタリアのフィレンツェミラノでも行われた

イタリアの美しい街並みと日本の学生街

そして

エンヤの神秘的な音楽が

 心に沁み渡るように

  絶妙に絡みあっている

 

映画は、配役の演技等も含め

 いかに見る人を引き付けるか

本は、想像を膨らませながら

 沢山の事を考えさせてくれる・・・

 

ーすれ違い重なり合う男と女の心ー

 

 

 

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