クウォーツ(水晶)

神秘の魂への あ・れ・こ・れ

セレナーデ(小夜曲・蒼夜曲)という言葉に魅かれた・・・

セレナーデとは

夜に演奏される音楽

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・ 夜、恋人の部屋の窓の下で歌ったり

  弾いたりする甘く美しい曲

・ 18世紀に発達した器楽形式の一

  管楽・弦楽・小管弦楽のための

  娯楽的・祝典的性格の多楽章から成る組曲

 

夜に演奏される音楽の歴史は

    紀元前に遡ることができる

 

古代ギリシア

夜に野外で恋人を褒め称えるために歌われる

「扉の前で」と呼ばれる音楽ジャンル

 

親しい相手やその他の称賛すべき人物のために

夕方しばしば屋外で演奏される音楽

 

中世・ルネサンスにさかのぼり

「セレネイド(serenade)」といった

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たいていは一人の歌い手が

携行可能な楽器(リュートやギターなど)を

 おのずから弾きつつ熱唱する

特定の音楽形式が存在するわけではない

この意味でのセレナーデは

時代が下がってからも登場し

しばしば古い時代を舞台とする

オペラのアリアに見受けられる

モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ

シューベルトの「セレナーデ」

リヒャルト・シュトラウスの「セレナーデ」

明らかに恋人や女性に歌って聞かせるもの

 

17世紀バロック時代

一般にイタリア語の「セレナータ」が使われた

一種の世俗カンタータであるが

※単声または多声の ための器楽伴奏付の声楽作品※

室内カンタータの存在に対して

セレナータは野外における機会音楽であり

夜のしじまの中、声楽家と器楽グループからなる

合奏団によって演奏された

 

代表的なセレナータ作曲家

アレッサンドロ・ストラデッラ

アレッサンドロ・スカルラッティ

ヨハン・ヨーゼフ・フックス

ヨハン・マッテゾン

アントニオ・カルダーラらがいる

 

これらの作品は

最低限の演出をともなって大々的に上演され

カンタータオペラの中間的な様相を示した

 

1700年ごろの

   カンタータとセレナータの主な違い

セレナータが野外の音楽だったので

トランペットやホルン、打楽器など

小部屋ではうるさすぎて使い物にならない楽器を

利用することができた点にあるという

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18世紀以降のセレナーデ

音楽史で最も重要で一般的なセレナーデの種類は

複楽章による大規模な合奏曲である

 

特に「セレナード」の表記が日本語で用いられる場合が多い

※ディヴェルティメント※とも関連があり

※18世紀中頃に現れた器楽組曲

主に古典派やロマン派において作曲されたが

20世紀に入ってからもわずかな作例がある

 

交響曲や協奏曲などの複楽章制による

絶対音楽に比べると

楽章数が多いこと、性格的に軽めであること

主題の展開や表現の濃密さよりも

響きのよさや愉悦感が重視されがちである

 

その作例は、イタリア、オーストリア

ボヘミア、ドイツにまで広がっている
 

18世紀のセレナーデ

典型的な楽器編成

木管楽器ヴィオラ、複数のコントラバスであった

これらは「立って」演奏できる楽器であり

セレナーデが屋外ないしは野外で演奏されるという

伝統に深く関係するものだった

 

古典派のセレナーデ

開始楽章と終楽章において行進曲が使われている

 

演奏家が入退場の際にしばしば行進しなければ

ならなかったから?

この種のセレナーデでモーツァルトの作品群が

最も有名です

楽章数は4楽章をこえ、ときに10楽章にまで及ぶ

モーツァルト

・ハフナー・セレナーデ

アイネ・クライネ・ナハトムジーク

大掛かりなセレナーデは、適宜楽章を抜粋して

交響曲や協奏曲に改変された  

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18世紀以前のセレナード

夜に演奏されるための音楽であって

夜をイメージして作曲されたものではない

 

セレナードに静けさや神秘性といった

夜のイメージを表現する試みが現れ始めたのは

文学や絵画、思想界で感性の中に夜がテーマとして

発見された19世紀以後の事になる

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新しい夜の音楽の最初期のものに

ジョン・フィールドの「※ノクターン※」がある

 ※主としてピアノのための

    夜の情緒を表す叙情 的な楽曲※

ショパン夜想曲(やそうきょく)第2番は

有名どころですね

 

19世紀までにセレナーデは

演奏会用の作品に変質し

戸外や儀礼とほとんど無縁になった

 

ブラームスの2つのセレナーデは管弦楽曲であり

(第1番は当初は室内楽編成だった)、

管弦楽法に習熟するための、いわば交響曲の習作だった

 

弦楽オーケストラのためのセレナーデは

ドヴォルザークチャイコフスキー

エルガー、スクなどが作曲

ヴォルフ

・イタリアのセレナーデは単一楽章

弦楽四重奏ないしは弦楽合奏のための作品で

セレナーデとして作曲された短い音詩というべき作品である

 

管楽合奏のためのセレナーデは

ドヴォルザーク

リヒャルト・シュトラウスなどが作曲

シベリウス

・協奏的作品として2曲のセレナーデを作曲

弦楽合奏のための組曲

《恋する人》(原曲は男声合唱曲)は

一種の弦楽セレナーデと呼ばれている

 

その他のセレナーデとして

名前を連ねてみました

フックスレーガーの作品

 

ニールセン

・かいなきセレナーデ

 

現代のセレナーデ

20世紀には、

ギーゼキン

弦楽四重奏のためのセレナード

 

ベンジャミン・ブリテン

テノール、ホルン、弦楽合奏のためのセレナード

 

ストラヴィンスキー

・ピアノのためのセレナード

 

アルベール・ルーセル

・フルートとヴァイオリン、ヴィオラ

  チェロ、ハープのためのセレナード

 

シェーンベルク

・十二音技法を用いて室内楽のためのセレナーデ

 

ショスタコーヴィチ

・最後の弦楽四重奏曲(第15番)の楽章を

  「セレナーデ」と名づけた

 

ジャズでは

グレン・ミラー

『ムーンライト・セレナーデ』

サンライズ・セレナーデ』を作曲

あの、オーケストラを結成した方?

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『銀嶺セレナーデ』という映画にも出演

 

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目を閉じ思い浮かべるの

時は、中世

夜になると、恋する人の為

窓の下・扉の外で

想いを伝える為の

歌声や奏でられるメロディ

なんて、ロマンチックな光景

そこから

いくつの愛が紡がれたのか・・・

 

愛で奏でる為の曲だからこそ

今の時代まで伝承されて

     いるのでしょうね

心を満たすもの・・・

「愛」

 

 

 

 

私の好きなセレナーデ

2001-08-22

作詞・作曲:尾崎亜美

 

蒼夜曲(セレナーデ)

 

優しいうそなんか つかないで

あの人が誰かと遠くへ去くのなら

伝えて「鍵は捨てないで」と

一年だけ待ってる 一人であの日の花を飾り

夜を駆ける 星を巡る

あなたへ 蒼夜曲

幻でいい 聞こえるでしょう

熱い 蒼夜曲

迷路の果てを誰か教えて下さい

My love. さまよう

 

 

テーブルが涙に変わってく

はじめての出逢いやカードを贈ったこと

瞳の奥は蒼い走馬燈

浮かんでは消えて行く幻 また一つこわれたの

夜を駆ける 星を巡る

あなたへ 蒼夜曲

幻でいい 聞こえるでしょう

熱い 蒼夜曲

逃げ出すすべを誰か教えて下さい

My love 行き場ない心が痛い

 

夜を駆ける 星を巡る

あなたへ 蒼夜曲

幻でいい 聞こえるでしょう

熱い 蒼夜曲

迷路の果てを誰か教えて下さい

My love. さまよう

逃げ出すすべを誰か教えて下さい

My love. 行き場のない心が痛い

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愛する人と時の流れを共有した人は

この詞の切なさに

涙さえこぼすでしょう

頭では、割り切った想い

心では、割り切ることのできな想い

 

過ぎて行く時間を1年だけ

止めるんです・・・

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自分自身のために・・・