クウォーツ(水晶)

神秘の魂への あ・れ・こ・れ

魔女(まじょ)witchが気に成る-①

f:id:cm-0116:20180214151935j:plain

魔女とは、古いヨーロッパの俗信

・超自然的な力で人畜に害を

        及ぼすとされた人間

・または妖術を行使する者のこと

 

人類学では非ヨーロッパ諸国の呪術に

シャーマニズムの概念がある

ヨーロッパの魔女や魔法にもシャーマニズム

通じる面があることが指摘されている

   f:id:cm-0116:20180214152248j:plain

シャーマニズムあるいはシャマニズムとは、

シャーマン(巫師・祈祷師)の能力により

成立している宗教や宗教現象の総称であり

宗教学、民俗学、人類学等々で

用いられている用語・概念

巫術(ふじゅつ)などと表記されることもある

 

オロチョン族のシャーマン

シャーマニズム とはシャーマンを

中心とする宗教形態で

精霊や冥界の存在が信じられている

霊の世界は物質界よりも上位にあり

物質界に影響を与えていると※

 

旧石器時代の洞窟壁画には呪術師や

「シャーマン」と解釈される人の姿が描かれている

呪術は有史以前に遡る人間とともに

古い営みであると考えられている

 

魔女狩りの時代の魔女観では

魔女は、多くの場合女性で

時には男性であったとされている

近代ヨーロッパ言語には

「男性の魔法使い」を指す言葉も存在するが

日本語では「魔男」という言い方しない

男性形の「魔法使い」という言い方になっているf:id:cm-0116:20180214155829j:plain

ヨーロッパの歴史上

魔女は複雑な背景を持つ重層的で

多面的な魔女像が存在する

 

古代や中世前期

魔女ないし魔法使いから

中世末以降

魔女論者たちが定式化した類型的魔女像

 

近世・近代の民間伝承

メルヒェンの中の魔女像

 

19世紀以降に考えられた

ロマンチックな魔女像

 

20世紀以降

新異教主義の魔女

 

魔女の概念をなす要素のひとつに

ラテン語で「マレフィキウム」(悪行)と

呼ばれた加害魔法の概念がある

 

呪術的な手段によって他者を害することは

古代ローマ時代から刑罰の対象であった

中世ヨーロッパでもこのマレフィキウムに

対する考え方は存続した

 

15世紀になると

それまでの単なる悪い呪術師とは別様の

「悪魔と契約を結んで得た力をもって

      災いをなす存在」が生まれた

魔女とは悪魔に従属する人間であり

悪霊(デーモン)との契約および性的交わりにより

超自然的な魔力や人を害する軟膏を授かった者とされる

 

16世紀から17世紀の近世ヨーロッパ社会に

おいて魔女裁判が盛んに行われた 

f:id:cm-0116:20180214160635j:plain

20世紀後半以降の欧米には

魔女と自己規定する人が増えている

 

20世紀半ば

ジェラルド・ガードナーは

魔女の宗教運動をはじめた

ウイッカやこれに類する新異教主義の

ウイッチクラフトの信奉者である

ウイッカを信奉する者はウイッチ (witch) という

言葉のもつ悪いイメージを嫌いウイッカンと呼ばれる

ウイッカやこれに類する新異教主義の

ウイッチクラフト諸派は日本で

魔女宗とも魔女術とも呼ばれている

 

魔女狩り

15世紀から17世紀にかけて

ヨーロッパ諸国において

多くの人々が魔女の嫌疑をかけられ

世俗の裁判や宗教裁判によって処断された

 

当時魔女は悪魔と交わり特別な力を授けられ

悪天候をもたらしたり

人間や家畜に害をなすと信じられていた

f:id:cm-0116:20180214160235j:plain

特に女性と限られてはおらず男性の魔女もおり

どちらも英語では同じ witch という語で表わされた

 

19世紀には

魔女は聖俗の裁判官や教会学者によって

捏造されたものであるとする説が登場した

魔女とされた人々の一部は何らかの

異教的または異端的な豊穣儀礼

実践していたという説もある

 

15世紀に書かれた魔女を糾弾する書物

 

ドイツの異端審問官によって著された

・『魔女の槌』(1486/7年)は魔女狩りの手引きとして特に有名である

15世紀の印刷革命に乗じてヨーロッパ諸国で広まった

 

魔女狩りの盛期であった16世紀から17世紀には

フランスの法律家ジャン・ボダンの

・『魔女の悪魔憑依』(1580年)をはじめとして

魔女妄想を煽る悪魔学書が多数出版された

 

ドイツの医師ヨーハン・ヴァイヤーは

・『悪魔の眩惑』(1563年)を著して魔女裁判に異議を唱え

 

イギリスのレジナルド・スコットは

・『妖術の暴露』(1584年)を書き

魔女の妖術とされているものに対して

       懐疑的な見解を示した

 

実際に魔女と名指しされた人たちがどのような

人々であったかについては一般化するのは難しい

・告発された人は女性とは限らなかった

西欧ではおおむね女性が多い

北欧では男性の方が多い地域もあった

・多くの地域で犠牲者は貧しい下層階級の人々が多く

   高齢の女性が多い傾向にあった

 

・比較的身分の高い人や少年少女が魔女と

            されることもあった

 

・集団的な妄想の犠牲者

・マイノリティ

・同性愛者や姦通者

・隣人の恨みを買った人たち

・悪魔憑きなど

 

・「賢い女性たち」といわれる民間療法の担い手

   (今で言う助産師のような人たち)

悪魔学者たちは産婆を魔女として糾弾したが

  実際には裁判記録にみられる

   産婆の数はけっして多くはない

また民間の治療師や占い師である白魔女も

少なくともイングランドの裁判記録を見る限り

 告発の対象になったわけではないようである

 

f:id:cm-0116:20180214160303j:plain

旧約聖書

呪術や口寄せを断罪する記述がいくつかあるが

魔女狩りの時代にはそれらは当時の魔女の

イメージに合うように解釈された

・「出エジプト記」 律法を述べた22章第17節には

「女呪術師を生かしておいてはならない」

  ということが記されている

この女呪術師のヘブライ語はメハシェファで

呪術を使う女と解されている

・『欽定訳聖書』(1611年)では

「魔女(witch)を生かしおくべからず」と翻訳され

魔女迫害の正当化の根拠として

 引き合いに出された

 

中世を舞台にした映画を見ると

魔女・魔女裁判が出てきますね

ストーリー的には「悪い人」ではないような・・・

火を出したり、呪いで人を苦しめる

そう言った部類は、SFとか漫画の世界

 

その時代には、異宗教がやはり別格だったのか

自分たちの多くとの違い=悪 なのですね

主張をすれば、異端者とみられ処罰の対象

魔女・悪魔・魔法使いなのでしょう

牧師による祈りの世界が全てなのでしょう